【PR】
アカスジシロコケガ
2019年09月08日
Cyana hamata (Walker,1854) アカスジシロコケガ
確認食草:地衣類
確認分布:石垣島
第1胸節背面の白い点は,何かの付着物です。日光がほとんど射さない林内の古い倒木の上にいました。持ち帰って,緑色の分厚い苔で飼育し,羽化個体(雌)の後翅が赤いことを確認しました。近似のヒトテンアカスジコケガは,2006年1月11日にあります。
確認食草:地衣類
確認分布:石垣島
第1胸節背面の白い点は,何かの付着物です。日光がほとんど射さない林内の古い倒木の上にいました。持ち帰って,緑色の分厚い苔で飼育し,羽化個体(雌)の後翅が赤いことを確認しました。近似のヒトテンアカスジコケガは,2006年1月11日にあります。
Posted by tomigaga at
14:37
│Comments(0)
ヤエヤママダラオオヒロズコガ
2019年08月04日
ヤエヤママダラオオヒロズコガ Morophaga iriomotensis Robinson,1986
食草:サルノコシカケ類
確認分布:沖縄島の数か所
写真のキノコは厚さが薄いせいか,穿孔というより,裏側を食べ進んで糞で覆っています。
食草:サルノコシカケ類
確認分布:沖縄島の数か所
写真のキノコは厚さが薄いせいか,穿孔というより,裏側を食べ進んで糞で覆っています。
Posted by tomigaga at
10:48
│Comments(0)
ネッタイキクキンウワバ
2019年07月01日
ネッタイキクキンウワバ Thysanoplusia orichalcea (Fabricius,1775)
確認食草:ヤブジラミ(セリ科),シナガワハギ(マメ科)
頭部の黒色線条はもっと細い個体もあり,連続した個体変異のようです。
確認食草:ヤブジラミ(セリ科),シナガワハギ(マメ科)
頭部の黒色線条はもっと細い個体もあり,連続した個体変異のようです。
Posted by tomigaga at
06:48
│Comments(0)
オオセンダンヒメハマキ
2019年06月02日
オオセンダンヒメハマキ Dudua aprobola (Meyrick,1886)
確認食草:レイシ,テリハボク
確認分布:名護市,金武町,久高島
沖縄島に広くいるはずです。石垣島,西表島のテリハボクからは,まだ見つかっていません。国外では,レイシ,マンゴー,マンゴスチン,タマリンド,バンジロウ,リュウガン,ランブタン,ラッカセイ,バラなどの記録もあるそうです。ところで,私がレイシの葉を巻く幼虫を飼育しましたら,レイシヒメハマキの他に,これと,アトウスバヒメハマキも羽化してきましたが,幼虫で判別可能です。頭が黒いのが本種。全身褐色がレイシヒメハマキ。体がか細く,第1胸節に黒色環がみられるのがアトウスバです。
確認食草:レイシ,テリハボク
確認分布:名護市,金武町,久高島
沖縄島に広くいるはずです。石垣島,西表島のテリハボクからは,まだ見つかっていません。国外では,レイシ,マンゴー,マンゴスチン,タマリンド,バンジロウ,リュウガン,ランブタン,ラッカセイ,バラなどの記録もあるそうです。ところで,私がレイシの葉を巻く幼虫を飼育しましたら,レイシヒメハマキの他に,これと,アトウスバヒメハマキも羽化してきましたが,幼虫で判別可能です。頭が黒いのが本種。全身褐色がレイシヒメハマキ。体がか細く,第1胸節に黒色環がみられるのがアトウスバです。
Posted by tomigaga at
10:30
│Comments(0)
ホソバムラサキマダラメイガ
2019年05月06日
ホソバムラサキマダラメイガ Calguia rufobrunnealis Yamanaka,2006
確認食草:トベラ
確認分布:嘉手納町,南城市,八重瀬町
今まで,4本のトベラから5頭幼虫を得ました。1本あたり1~2頭ですので,木を見ても発生(葉と葉を合わせた巣)はわかりにくいです。
確認食草:トベラ
確認分布:嘉手納町,南城市,八重瀬町
今まで,4本のトベラから5頭幼虫を得ました。1本あたり1~2頭ですので,木を見ても発生(葉と葉を合わせた巣)はわかりにくいです。
Posted by tomigaga at
19:12
│Comments(0)
オバナワスズメ
2019年04月07日
オバナワスズメ Hippotion velox (Fabricius,1793)
確認食草:オオクサボク(オシロイバナ科)
確認分布:石垣島
確認食草:オオクサボク(オシロイバナ科)
確認分布:石垣島
Posted by tomigaga at
09:36
│Comments(0)
アオマドマイコガ(仮称)
2019年03月05日
アオマドマイコガ(仮称) (マイコガ科属名不明)
食草:オオクサボク(オシロイバナ科)
確認分布:石垣島
オオクサボク自体をあまり見ません。別名ウドノキですから、台風ですぐ飛ばされるからなのでしょうか。
食草:オオクサボク(オシロイバナ科)
確認分布:石垣島
オオクサボク自体をあまり見ません。別名ウドノキですから、台風ですぐ飛ばされるからなのでしょうか。
Posted by tomigaga at
19:43
│Comments(0)
ウスアカムラサキマダラメイガ
2019年02月10日
ウスアカムラサキマダラメイガ Addyme confusalis Yamanaka,2006
食草:ショウロウクサギ,オオバギ,アカメガシワ(いずれも花蕾)
ショウロウクサギでみられる可能性が大きいです。写真1枚目はオオバギ,2枚目はアカメガシワです。3枚目は,ショウロウクサギで最もみられるタイプの幼虫です。
食草:ショウロウクサギ,オオバギ,アカメガシワ(いずれも花蕾)
ショウロウクサギでみられる可能性が大きいです。写真1枚目はオオバギ,2枚目はアカメガシワです。3枚目は,ショウロウクサギで最もみられるタイプの幼虫です。
Posted by tomigaga at
19:21
│Comments(0)
レイシヒメハマキ
2019年01月25日
レイシヒメハマキ Statherotis discana (Felder & Rogenhofer,1875)
確認食草:レイシ
レイシの葉を巻くヒメハマキ幼虫は,本種だけではないようです。沖縄島で,レイシの巻き巣をいくつか持ち帰りましたら,本種の他,アトウスバヒメハマキとオオセンダンヒメハマキも羽化してきました。
確認食草:レイシ
レイシの葉を巻くヒメハマキ幼虫は,本種だけではないようです。沖縄島で,レイシの巻き巣をいくつか持ち帰りましたら,本種の他,アトウスバヒメハマキとオオセンダンヒメハマキも羽化してきました。
Posted by tomigaga at
20:12
│Comments(0)
ヒメツマグロシロノメイガ
2018年12月01日
ヒメツマグロシロノメイガ Leucinodes apicalis Hampson,1896
食草:アコウ(実)
沖縄島南部でアコウの実に潜るノメイガ幼虫を探したら,9割以上は,モンキシロノメイガだと思います。幼虫体表に模様があるのが本種。モンキシロノメイガは,ブツブツだけが目立ちます。
食草:アコウ(実)
沖縄島南部でアコウの実に潜るノメイガ幼虫を探したら,9割以上は,モンキシロノメイガだと思います。幼虫体表に模様があるのが本種。モンキシロノメイガは,ブツブツだけが目立ちます。
Posted by tomigaga at
16:28
│Comments(0)
タマツジホソマダラ
2018年11月24日
タマツジホソマダラ Balataea kimurai Owada & Inada,2005
食草:リュウキュウチク
確認分布:国頭村,金武町
羽化できませんでしたが,リュウキュウチクにつくマダラガ科幼虫はこれだけのはずです。
食草:リュウキュウチク
確認分布:国頭村,金武町
羽化できませんでしたが,リュウキュウチクにつくマダラガ科幼虫はこれだけのはずです。
Posted by tomigaga at
19:09
│Comments(0)
モントガリバ
2018年10月30日
モントガリバ Thyatira batis (Linnaeus,1758)
確認食草:リュウキュウバライチゴ
確認分布:久米島
2006年9月17日にモントガリバとして投稿した画像は,オオアヤトガリバでした。訂正してあります。
確認食草:リュウキュウバライチゴ
確認分布:久米島
2006年9月17日にモントガリバとして投稿した画像は,オオアヤトガリバでした。訂正してあります。
Posted by tomigaga at
17:26
│Comments(0)
クロヘリキノメイガ
2018年09月22日
クロヘリキノメイガ Goniorhynchus butyrosus (Butler,1879)
確認食草:ナガバイナモリ,リュウキュウイナモリ
確認分布:石垣島
最初の食草がナガバイナモリ,後の方は,リュウキュウイナモリです。前者の葉は細長いので左右の葉縁を合わせ,後者の葉は広いので巻きます。葉の形状で巣の造り方を変えているようです。
確認食草:ナガバイナモリ,リュウキュウイナモリ
確認分布:石垣島
最初の食草がナガバイナモリ,後の方は,リュウキュウイナモリです。前者の葉は細長いので左右の葉縁を合わせ,後者の葉は広いので巻きます。葉の形状で巣の造り方を変えているようです。
Posted by tomigaga at
15:11
│Comments(0)
アミメツマキリヨトウ
2018年08月12日
アミメツマキリヨトウ Callopistria aethiops Butler,1878
食草:ホシダ,テツホシダ
確認分布:国頭村,宜野座村,金武町,恩納村,北中城
ホシダがどこにでもありますので,本種もよく出てきます。南部で見つけたことがないのは,たまたまでしょう。終齢幼虫背面のハの字模様,それに色がつくもの,つかないものもあるという点も含め,ツマキリヨトウ他種でも同様のものがあり,沖縄ではアヤナミが該当します。区別は,本種の方が,ハの線がやや細めという程度で,色がつかないタイプでは,私は区別できません。
食草:ホシダ,テツホシダ
確認分布:国頭村,宜野座村,金武町,恩納村,北中城
ホシダがどこにでもありますので,本種もよく出てきます。南部で見つけたことがないのは,たまたまでしょう。終齢幼虫背面のハの字模様,それに色がつくもの,つかないものもあるという点も含め,ツマキリヨトウ他種でも同様のものがあり,沖縄ではアヤナミが該当します。区別は,本種の方が,ハの線がやや細めという程度で,色がつかないタイプでは,私は区別できません。
Posted by tomigaga at
08:31
│Comments(0)
ウリキンウワバ
2018年07月22日
ウリキンウワバ Anadevidia peponis (Fabricius,1775)
確認食草:ケカラスウリ
確認分布:久米島
たまたまだと思いますが,沖縄島,八重山では,見たことがありませんでした。黒い突起だけでなく,白い突起もあります。
確認食草:ケカラスウリ
確認分布:久米島
たまたまだと思いますが,沖縄島,八重山では,見たことがありませんでした。黒い突起だけでなく,白い突起もあります。
Posted by tomigaga at
14:50
│Comments(0)
キオビセセリモドキ
2018年06月24日
キオビセセリモドキ Hyblaea puera (Cramer,1777)
食草:ハマゴウ
確認分布:西表島南風見田浜
数回訪れた現場で,発生は1回しか見ていませんので,西表島でさえも偶産ということでしょうか。蛹は,上の葉をはがしたものです。
食草:ハマゴウ
確認分布:西表島南風見田浜
数回訪れた現場で,発生は1回しか見ていませんので,西表島でさえも偶産ということでしょうか。蛹は,上の葉をはがしたものです。
Posted by tomigaga at
19:53
│Comments(0)
ヒメクロキンウワバ
2018年05月16日
ヒメクロキンウワバ Chrysodeixis minutus Dufay,1970
食草:アリサンミズ(イラクサ科)
確認分布:今帰仁村玉城林道,国頭村与那
アリサンミズでヤガ科幼虫を見たら,ほとんどはオスグロホソバアツバ(腹脚3対)の方です。本種は腹脚2対。成虫標本撮影で翅表に余計な赤みが写ってしまいましたが,実際はほとんど黒色です。
食草:アリサンミズ(イラクサ科)
確認分布:今帰仁村玉城林道,国頭村与那
アリサンミズでヤガ科幼虫を見たら,ほとんどはオスグロホソバアツバ(腹脚3対)の方です。本種は腹脚2対。成虫標本撮影で翅表に余計な赤みが写ってしまいましたが,実際はほとんど黒色です。
Posted by tomigaga at
06:50
│Comments(0)
キスジビロードナミシャク
2018年04月01日
キスジビロードナミシャク Sibatania arizana (Wileman,1911)
食草:リュウキュウコンテリギ(アジサイ科)
確認分布:国頭村
少ない蛾で,幼虫を1回しか見たことがありません。
食草:リュウキュウコンテリギ(アジサイ科)
確認分布:国頭村
少ない蛾で,幼虫を1回しか見たことがありません。
Posted by tomigaga at
10:23
│Comments(0)
カンコノキハナホソガ(仮称)
2018年03月04日
カンコノキハナホソガ(仮称) Epicephala sp. (ホソガ科ホソガ亜科ハナホソガ属)
食草:カキバカンコノキ
確認分布:宜野座村漢那
幼虫は実潜りです。2枚目は,シャーレ下隅でうすい張り繭を造ろうとしているところです。
食草:カキバカンコノキ
確認分布:宜野座村漢那
幼虫は実潜りです。2枚目は,シャーレ下隅でうすい張り繭を造ろうとしているところです。
Posted by tomigaga at
11:24
│Comments(0)
ヒメボシハイスガ
2018年02月04日
ヒメボシハイスガ Yponomeuta griseatus Moriuti,1977
食草:アバタアユミ
確認分布:国頭村安波
アバタマユミ自体、あまり見ません。滝つぼに流れ込む水しぶきがかかるところで,濡れた体が乾きやすいようにか,幼虫は食草には付かず,張った糸の上にいました。ここでこれまで,3頭の幼虫を得て,2頭から,寄生蜂が出ました。
食草:アバタアユミ
確認分布:国頭村安波
アバタマユミ自体、あまり見ません。滝つぼに流れ込む水しぶきがかかるところで,濡れた体が乾きやすいようにか,幼虫は食草には付かず,張った糸の上にいました。ここでこれまで,3頭の幼虫を得て,2頭から,寄生蜂が出ました。
Posted by tomigaga at
09:14
│Comments(0)